■ タリフの糸について ■ 〜Scottish Yarns〜 Turriffで取り扱っている毛糸は、スコットランド製のウール100%工業用紡績糸(紡毛糸)です。 工業用としてつくられているため、糸に油がついています。そのため織り作業中の毛羽立ちを抑えることができ、作業時の毛糸へのダメージが少なく、効率のよい美しい仕上がりが特徴です。 織りあげた後、油を落とすために洗います。すると糸がふくらんでお互いに絡み合い、やわらかい布に変化します。切れにくいので扱いやすく、洗うことで一枚の布に変化するこの糸は手織りに最適。初心者から上級者まで幅広くお使いいただくことができ、手織りのほか、機械編み、編みフェルトにも御愛用いただけます。 また、この糸のもうひとつの特徴は色の豊富さです。染色した原毛を2色以上混ぜて造られるこの毛糸は単色にはない複雑な色味が魅力です。色の組み合わせによって微妙に色合いが変化するので、色合わせの奥深さ、楽しさを体験していただけるでしょう。 英国製毛糸らしいスモーキーな色から明るくきれいな色まで定番色として常時約50色をご用意しています。
◆ 定番双糸 油が付いているため、毛羽立ちが抑えられ切れにくく、とても扱いやすい糸です。 少し熱めのお湯に洗剤を多めに加えて、布を入れると、堅そうに見えていた布があっという間にふあっとなります。まるで魔法みたい・・・ 均一な糸なので手紡ぎ糸のような味わいは出ないかもしれませんが、その代わり、多少の事で失敗も起こりにくく初心者にお勧めです。
◆ Super Soft 単糸 定番双糸と同じものの単糸です。色数も多いので、服地のほか薄手のマフラーやストールにお勧めです。定番双糸と同じ色もありますが単糸にしかない色もあります。 若干撚りが甘いので、いじり過ぎないように扱うのがコツです。
こちらからPDFをダウンロードできます。印刷してご利用ください。 ■ 服地やブランケットなどの仕上げ ■ 定番双糸やSuperSoft単糸、そしてCheviotは適切な洗いとプレスで良い服地になります。服地用に織った布や幅広のブランケットなどの大物は、マフラーなどに比べ幅が広かったり長さが長かったり、洗いの工程も大変です。 なにより、服地全体を均一にプレスするのはとても大変。ウールは一度高温で処理をすると、それ以上の温度をかけないと変化しにくいそうですので高温でのプレス加工はお勧めです。手織工房タリフで大物の仕上げを依頼している仕上げ専門の工場をご紹介しのでお問い合わせください。 |
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